昭和13年に建てられた、常滑で初めての木造三階建ての旅館で現在も割烹旅館として営業されている。
部屋も広く、天井も高く、ゆっくりくつろげるので古い馴染み客がおおく、政界、財界、芸能界の著名人も、数多く泊まった。主な人は赤坂小梅、大江美智子、喜多条忠(神田川の作詞家)横山やすし、小島武夫、倍賞千恵子、など。
明治32年9月に建築された木造瓦葺きの二階建ての建物。
本社営業部にて創業者関幸助氏(四代目)より九代目肥田幸吉氏に至るまで、常滑陶器業界の草分けとして、百年を越す陶器会社となっている。明治の頃には`陶栄社に持ち込めばどんな焼物でも金になると窯屋の信用を集めていたと言う。柱など30センチはあるといい、明治、大正、昭和、平成と、長い年月を、じっと見きわめている。